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常在選挙。常に選挙に身を置く弊社代表が、3,000件超の候補者を見続け勝てる候補者、負ける候補者の違いを分析。さらに『90日で政治家になる具体的なノウハウ』などノウハウ満載の地方選挙に特化した選挙本がついに登場しました。
見た目は人を食ったタイトルですが、これは、政治、選挙に興味のない人に本書を手にとってもらい政治への興味のきっかけとなるような導入本としたが故。
28歳でなくても、新人、若手候補者に向けて、東西の選挙のプロフェッショナルをうならせ、ある選挙プランナーからは『これからはこの本を地方選挙出馬予定者のバイブルとして推奨します』との御声もいただきました。通常コンサルティングで、1.5時間5万円いただく筆者が、実際にコンサル現場で指南する基礎的な内容、アドバイスを盛り込んだ必読書。本気で本物の地方選挙攻略本として仕上げています。


− お客様の声 横浜市議会議員 草間剛氏



草間剛氏は、横浜市会議員選挙で、自民党での歴代最年少当選。現在の横浜市会議員の中でも最年少。「まったんから変える。」をスローガンに、議員立法の制定に全力投球中。選挙用品ドットコムとは、参議院議員公設第一秘書時代からのお付き合いをしていただいています。これまで多くの選挙用品を扱う会社とお付き合いをしてきた草間さんに、よい会社の選び方についてお話をお聞きしました。


■ 草間氏のご紹介

− 自己紹介をお願いします。

草間剛と申します。82年生まれの29歳です。横浜の戸塚区で生まれ育ちました。現在の、横浜市会議員の中では、どうやら私が最年少のようです。自民党の歴代議員の中でも、最年少での当選となりました。ですから、席も末端なのですが、「まったんから変える。」がスローガンなので、ちょうどよいかと思います。 小学校時代は野球、中学で吹奏楽部、高校では、応援団の団長をやり、アメリカ留学も経験しています。アメリカンフットボール(以下:アメフト)が好きで、高校時代はシルバースター(アサヒビールのクラブチーム)のジュニアチームに入っていました。卒業後は、青山学院大学の法学部に進み、アメフト部に所属していました。社会人チームに入り、アメフトを職業にしようと思っていたのですが、怪我で断念をせざるを得なくなりました。大学では、地方自治法のゼミに所属していました。そこで、以前から問題意識を持っていた政治の世界に関わることを決め、現在に至ります。


■ 地方議員の仕事は開会式へ来賓で来ること?

− 政治に対する問題意識というのは?

学生時代から数々の地方議会改革に関わる
地方議会において、ほとんど議員立法がなされていないことが問題だと思っていました。地方議員の仕事は、立法することです。ところが、横浜市議会では、63年間一本も条例の制定がなされていませんでした。親戚に横浜市会議員がいましたが、実際にどんな仕事をしているのかは知りませんでした。中学の吹奏楽部時代、大会の開会式に来賓で来る方という程度の印象です。ずっと、「この人たちは一体何の仕事をしているのだろう」というのが頭にありました。大学で地方自治を学び、やはり地方議員は仕事をしていないことがよくわかりました。大学卒業後、早稲田大学の大学院に進んで、地方自治の勉強を続けました。その間、前三重県知事の北川正恭氏、キャスターの故筑紫哲也氏に師事しました。北川氏は、三重県知事時代、二元代表制を提唱し、議会を活性化させました。三重県議会では、私が問題意識を持っていた積極的に議員立法をし、条例を制定していました。北川氏の考えに触発されて、大学院卒業後は、北川氏の主宰する早稲田大学マニフェスト研究所に入所し、地方議会で議会改革、議員立法のアドバイザーとして活動しました。主な実績としては、えさし地産地消推進条例、流山市議会基本条例、奥州市議会基本条例があります。その後に、参議院議員の神取忍の公設第一秘書になり、学術の世界から政治の世界へ一歩踏み込みます。秘書として、様々な先生とお会いする機会があり、私の活動をご覧いただいていた前横浜市会議長だった大久保純男先生に勧めていただいたことをきっかけに、横浜市会議員選挙への出馬を決意しました。



■ 私は落下傘候補者。だから、毎朝街頭に立った。

− 立候補までにどのように準備をなさったのですか?

政策と若さを訴えた街頭演説
立候補を決意したのが、2010年の9月。私は戸塚区の出身ですから、都筑区では、落下傘候補者です。知名度もありません。ですから、毎日、街頭演説に立ちました。都築区は、地下鉄の出入り口等で約10箇所の街頭ポイントがあります。毎日、場所を変えながら市民のみなさんにご挨拶をしました。都築区は、元々他地域からの人口流入率の多い街でした。あえて、自分も移住者、つまり落下傘候補であることをお話しました。名前を連呼するだけでなく、ビラを配りながら、政策を訴えました。また、お住まいの方の平均年齢が38歳と若い。地縁よりも私の若さと政策提案を評価いただいたのだと思います。


■ 価格、品質共に選挙ドットコムがベストだった。

− 選挙用品はどのように準備をなさいましたか?

出馬を決意してから投票日まで7ヶ月しかありませんでした。しかも、強固な支持基盤があるわけでもありません。すぐに知名度を上げる活動をしなければなりませんでした。ですから、選挙用品の準備に色んな会社の見積もりを取り比較検討している時間はありませんでした。参議院議員の秘書時代、選挙用品ドットコムさんとお付き合いをさせていただいていました。実際にお仕事をして、対応とデザインのよさを知っていましたから、自分の選挙用品もお願いすることは決めていました。

− 最初に選挙用品ドットコムをお知りになったきっかけを教えてください。その際、通信販売であることに不安はなかったですか?

最初はホームページを見て、見積もりを依頼しました。対応が丁寧で、値段も安かったので、発注をしました。電話やメールでのやりとりがスムーズだったので、通信販売であることの不安は全くありませんでした。少し話せば、選挙のことをご存知かどうかはすぐにわかります。顔を合わせたところで、選挙のことを知らない会社だと細かく説明をしなければなりません。選挙ドットコムさんは、選挙用品のプロですから、意図をお話すれば、すべて理解していただけます。対面よりも電話やメールで確実に仕事をしていただける方が効率がいいと言えます。選挙は時間勝負ですから、選挙用品の発注に手間取るわけにはいきません。いくら価格が安くても、選挙のことを知らない会社に発注すると、指示の回数も増えますし、間違ったものが仕上がると大きなロスになります。

− 秘書時代に購入先を検討なさる際、他社と比較をなさいましたか?

公設秘書時代には、多数の会社の見積もりを取りましたので、値ごろ感や各社の対応については、かなり正確に知識を持っていると思います。また、政治はしがらみがありますから、一箇所にすべてを発注するわけにはいかないこともあります。ですから、これまで、何社ともお仕事をしています。その中で、価格と品質共に一番よかったのが選挙ドットコムさんでした。

− 会社ごとに、そんなに価格や対応が違うものなのですか?

全く違います。非常に価格の安い会社に発注したこともあります。しかし、言ったとおりに直ってこないし、用紙を間違えるし、とても手間がかかりました。ポスター裏面のシールについても、こちらが指示をしなければ、普通の紙に印刷をしてきます。シールのない紙だと押しピンで貼らなければなりません。 見栄えも悪いし、手間もかかります。そこまでひどい会社は少ないかもしれませんが、依頼する業者さんが選挙をわかっているかいないかで、こちらの手間が全く違います。逆にわかっている会社は、やたらと値段が高い。選挙ドットコムさんは、価格と品質のバランスが最もよいと思っています。

− 選挙用品ドットコムのよかった点を3つ教えてください。

改めてお話をすると、次の3つになると思います。

@ 対応がよく、価格が安い
見積もりやデザインの修正を頼んでからの返答が、その日か遅くとも翌日にはいただけます。選挙をわかった方が対応していただけるので、話が早いですね。また、ツールについては、営業マンを通さずに直接デザイナーさんとお話ができるので、修正の指示などが確実に伝わります。価格は非常に良心的で安いと思います。

A デザインのセンスがよい
選挙のアイテムを数多くこなしている経験と知識が大きいと思います。名前を目立つようにするとか、有権者の方々に好印象を持っていただけるデザインの提案など、選挙に慣れていらっしゃるので、センスのいいものが出来上がります。その際に、こちらの要望だけでなく、デザイナーさんからの提案をいただけます。今回のポスターは、最終的にはデザイナーさんの提案に決めました。お仕事内容は、選挙表現のプロと言えるのではないでしょうか。

B 感覚で話しても理解していただけるほど知識が豊富
公職選挙法の知識であるとか、選挙管理委員会への問い合わせなど、選挙用品は、ただデザインをすればいいというものではありません。選挙用品ドットコムさんは、一を言えば、十理解していただける印象です。デザインに関して、抽象的で感覚的な話をしても、「こんな感じですか?」というデザイン提案とバリエーションが素早く戻ってきます。法的なことは田村さん、デザインはデザイナーさんという具合に、業務の分担をなさっているようですが、社内での情報共有も確実ですね。


■ ポスターの仕上がりは選挙結果に大きく関わる。

− 選挙用品の中で、特に大切にしているアイテムはなんですか?

何と言っても、ポスターです。候補者の印象を決めてしまいますし、名前を覚えていただけるかどうかは、選挙結果に大きく関わります。今回のポスターは、全候補者のポスターが貼られている掲示板の中でも一番目立って、よい出来だったと思っています。並べたときに、説得力がありました。


− ポスターが一番目立った理由について、どうお考えですか?

色やコントラストのつけ方、名前と顔写真のバランスなど、プロのデザインだからではないでしょうか。 バリエーションも出していただけるので、どのデザインが目立つのかを比較検討できたことも要因だと思います。こだわりがあったので、最後まで微調整をお願いしましたが、快く引き受けていただき、満足するものが出来上がりました。

検討していただきやすいようにバリエーションを提出

− ポスターの制作過程で印象深いエピソードを教えてください。

画像の補正でしょうか。私はひげが濃いので、画像補正で目立たなくしてもらいました。違和感のない出来上がりで、満足しています。写真はこちらから支給したものであるにも関わらず、気持ちよく対応いただき、デザイナーさんには感謝しています。非常によくやってくださるので、甘えてしまったかもしれませんね(笑)

違和感のない補正技術


■ 選挙ドットコムは、選挙に勝つためのパートナー

− 選挙を戦うにあたって、選挙用品の役割をどのようにお考えですか?

選挙は、ツールが限られているので、ひとつひとつが重要です。限られたツールの中で、最大の効果を発揮させなければなりません。選挙ドットコムさんは、限られたツールを最大限に活かすノウハウをお持ちだと思います。名前を目立たせることができるかが重要です。しかし、ただ大きくするだけ、目立つ色にするだけでは、他の候補者と変わりません。名前が目立ち、有権者の方に好印象を持っていただけるデザインでした。また、公職選挙法の知識があり、選挙管理委員会にも確認していただけるので、こちらの手間を省くことができます。発注や指示に手間がかからないので、選挙活動に集中することができます。やはり、選挙のコツを知っている会社にお願いするのがいいと思います。選挙ドットコムさんは、単なる業者ではなく、選挙に勝つための大切なパートナーだと思います。


■ 経験豊富な先輩議員ほど、デザインをほめてくれた

− デザインについて支援者の方々の感想を教えていただけますか?

ポスターは、非常に好評でした。私の所属する自民党は、経験豊富なベテラン支持者が多くいらっしゃいます。その方々は選挙ツールもこれまでと同じ業者で同じようなものを作成する方が無難だと考える方もいらっしゃいます。新しい会社に発注することに消極的な方でも、選挙用品ドットコムさんの斬新なデザインのポスターをご覧になって「いいじゃないか!」とほめていただきました。特に、古い体質だと思っていた方にこそ好評でした。きっと斬新な切り口でも押さえるべき箇所をしっかり押さえたデザインだから、ベテラン支持者の方もアレルギーなく受け入れられたのでしょう。


■ どんなに価格が安くても、感覚が合わない会社とは仕事をしないほうがいい

− 選挙用品の購入先を決める際の注意点を3つ教えてください。

@ 感覚
話をすれば、選挙のことがわかっているかどうかはすぐにわかります。「大丈夫かな?」と思った会社とはお仕事をしない方が、後々トラブルが起こらないと思います。また、デザインにおいても、抽象的な感覚を理解してもらえるデザイナーさんと仕事をする方がいいと思います。最初に上がってくるラフデザインを見れば、伝えた感覚が伝わっているかどうかはわかります。最初は、小さな感覚の差でも、後々大きな違和感につながりますから、違うなと思ったら、どんなに安くても、会社を変えることも検討する必要があると思います。

A 見積もり
潤沢な予算があるわけではありませんから、適正な価格であるかどうかを見極めることが大切だと思います。安ければいいというものではありません。仕上がりのデザインとのバランスが大切です。色々と見積もりを取って、比較すれば相場がわかると思います。

B 専門性
選挙のことを理解している会社なら、こちらから話をする前に、必要なことを教えてもらえます。万が一、忘れていることがあったとしても、提案をしていただけます。これは本当に心強いことです。特に、新人の方は、何をどうすればいいのかもわからないことが多いと思います。だから、専門性のある会社に発注する方がいいのではないでしょうか。


■ これからも突き抜ける

− これからの抱負をお願いします。

今回、8つの条例を作ると言うマニフェストを出しました。しっかりと実現させたいと思います。議会での仕事を評価していただける議員であり続けたいと思います。

− 立ち入った話で恐縮ですが、新しいことをやろうと思うと、軋轢を生むこともあると思うのですが。

あります。しかし、全く平気です。選挙活動に比べたら、何でもありません。私は、何でも突き抜けることが大切だと思います。中途半端ではだめです。もし、中途半端な街頭演説をやっていたら市民のみなさんの支持は得られなかったと思います。突き抜けないと信念がブレてしまいます。ですから、これからも、突き抜けたいと思います。突き抜けるためにはツールは重要です。しがらみを捨て、古い体質にしばられずに、自分の感性で会社を選べばいいと思います。ポスターでも、「自分」を出さなければなりませんから。

− これから政治の世界を志す後輩の方にメッセージをお願いします。

何をやりたいのかをはっきりとさせることが大切だと思います。選挙戦は心身ともに大きな負担がかかります。それだけに、当選した後に燃え尽き症候群に陥る議員もいます。当選してからの活動量が落ちるようでは、市民のみなさんのお役には立てません。それでは、本人も有権者も不幸になります。議員になりたいからなるのでなく、やりたいことがあるから議員になると考えていただきたいと思います。議会を活発化させて、地方から日本を変えていきましょう!

− 草間先生、本日はありがとうございました。マニフェストの実現に向けて、ご活躍されることを応援しております。


編集後記
草間さんは、最後まで意志を貫く覚悟と行動力を兼ね備えた方でした。
頭脳と行動力が伴った政治家として活躍されることと思います。 新しいことをやろうとすれば、既得権益を守ろうとする人との軋轢が生まれます。あえて意地悪な質問をしましたが、「全く平気」とお話になった草間さんの言葉が印象的でした。 学問として学んだ政治を自ら実践の場に移した行動力には恐れ入りました。

横浜市議会の最年少ということで、周囲の注目を浴びることも多いと思いますが、 ぜひ、横浜で暴れていただきたいと思います。



※ 取材日時 2011年5月
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