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常在選挙。常に選挙に身を置く弊社代表が、3,000件超の候補者を見続け勝てる候補者、負ける候補者の違いを分析。さらに『90日で政治家になる具体的なノウハウ』などノウハウ満載の地方選挙に特化した選挙本がついに登場しました。
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■選挙体験記 - 吉村忍 周防大島町議会議員に聞く



2016年10月23日、周防大島町議会議員選挙で初当選された吉村忍さんに、お話しを伺いました。

目次 
  1. ・「今しかない!」出馬の決意が直前になった理由とは?
  2. ・思いあたることは全てやる!期限はたった60日!?
  3. ・キーワードは「地元3周」!!地域密着型活動の、私の戦い方公開
  4. ・一人ではできない選挙戦
  5. ・これから出馬する方へのメッセージ

周防大島町…
2004年に4町が合併し「周防大島町」となった。
現在は「 旧久賀町・旧大島町・旧東和町・旧橘町 」という名称で呼ばれている。


■「今しかない!」出馬の決意が直前になった理由とは?

小学・中学は地元周防大島町で学びました。高校の時に、いまオリンピックでも話題になっているボート競技をやっていまして、全国大会にも出場。その後スカウトされ実業団に所属しました。その後、体を壊して引退をし、山口県光市で長く建築の現場監督をしていました。10年ほど前に、生活の拠点を生まれ育った周防大島町に移してからは仕事も変わり、会社員としての仕事の中で化粧品の訪問販売、料理屋の接客など色々な仕事を経験しました。自分で仕事を受けたり手伝いに行ったりと、信頼関係を築きながら人脈も広がっていきました。思えば、地元ではちょっとした有名人だったかもしれないですね(笑)。

また、小学校の時に水泳をやっていまして、30年近く歴史のあるスイミングクラブに加入し10年ほど子供に指導していました。現在もそれは続き、副会長を務めています。指導の中でも子供達の人気者になれたかな…と思います。私はあだ名が名前の「忍(しのぶ)」から「しーちゃん」と呼ばれるんですが、下は6歳、上は70歳までみんな「しーちゃん」「しーちゃん」と呼んでくれるんですよ。



--  失礼ですが、ちょっと有名くらいでTOP当選は出来ませんよね。以前から、政治や選挙との関わりはあったのでしょうか?

私自身が、町長の青年部の青年部長という形でずっと携わりがあり、諸先輩の選挙にも加わり色々な会合で「頑張ろうコール」をやったりビラ配りなどしました。まぁボランティアのお手伝いですよね。
そんな中、4年前、8年前くらいの時です。選挙があるごとに「吉村くん、そろそろ出番なんじゃない?」「そろそろ行った方がいいんじゃない?」なんて話があったんですね。そのときは仲間内のたわいもない冗談まじりの話でした。



--  告示まで2ヶ月と直前の出馬決意だったようですが、何か気がかりなことがあったのでしょうか?

ある時期に地元のベテラン議員さんが引退をするかもしれないと、噂を耳にしたんです。それで少し気持ちが傾きました。動き出そうかな……と思いました。けれど、そのあとで今度は「やっぱり引退しない。出馬する」と聞きまして、それで出馬はキッパリ諦めました。7月20日頃でした。相談した方にも「今回は見送る。また4年後に考えましょう」なんて話しもして、応援に回るつもりだったんです。

しかし、8月20日頃になってもその方が動きを見せない。しかも選挙まであと2ヶ月だと。「よし、行ってしまおう!今だ!私が行こう!」と周りへの相談なしに決心しまして。21日の夕方18時頃です。ちょうどその日に水泳大会があって皆と反省会をしていたんですが、家に帰って「行こう!」と思いました。
現職議員さんがなかなか動きを見せない事へ、もどかしさがあったんですね。直前まで探りながらでしたが、私もタイミングを逃せばまた4年後です。フレッシュ感もなくなりますし、行くなら選挙まであと2ヶ月のこのタイミングでした。



--  色々な水面下のかけひきがあったのですね。出馬の話をしたときは,周りの方はどのような反応でしたか?

「おう!やっと決断してくれたか!」という反応でした。出馬を迷ったのは、現職議員さんの動向が気になったことだけで、他には迷ったり不安に思うこともなかったですね。



--  何人ぐらいの方が応援してくださったのでしょうか?事務所に出入りしていた人数は?

事務所には、常時10人前後くらい、主に2つのグループに支えてもらいました。

最初に「ひまわりの会」という私の支援団体を結成して頂きました。「ひまわりの会」は、母の友人関係で60代の女性中心の団体組織です。ちなみに、このあたりでは女性の会に花の名前をつけることが多くて、ちょうど8月、夏の終わりでひまわりが綺麗だったので、花言葉の「あなただけを見つめる」ということで、応援をして頂くことになりました。

また、それと別に後援会も立ち上げました。後援会は私の友人、後輩を中心とした集まりです。地元の商工会青年部にずっと所属していましたので、そのメンバーですね。遊び仲間からの付き合いで、町の活動をし、祭りや花火大会で出店をしたりね。絆のある仲間たちです。

時には怒られたりもしながら、最初から最後までみんな頑張ってくれましたね。





■思いあたることは全てやる!期限はたった60日!?

--  準備はいつごろから始めましたか。

2ヶ月前に決めて、まだその時は仕事もしていたので兼ねながらなのですが、政治活動1本に集中したのは8月29日でした。その時点で告示までは実質51日ぐらいでした。

とにかく選挙が迫っていましたし、それも2ヶ月しかないので「思い当たることは全てやろう!」と。昼は歩いて、夜は打ち合わせなど24時間フル活用しました。

まずは主義主張の前に「吉村忍」の名前を広めようと思いました。自己紹介を中心にする活動をしたわけです。なぜなら地元界隈では名前が知られていても、大きい島全体では無名ですから。

周防大島町は12年前に4つの町が合併してできたのですが、最初は、そのうちのひとつの町を歩いて周り、そのほかの地域は電話で、という形をとりました。
電話は、スマホの中にある連絡先全てに自分でかけました。政治活動の範囲内での電話ですね。最初の3日で100件ほどでしょうか。
また、会える人には全て、頭の中に思い浮かぶ人は片っ端からすぐに会いに行きました。最初の3日で100人ぐらいですね。商店街も一軒一軒回るということをしました。昔から育った場所なので、顔なじみのお店のおじさん、おばさんに挨拶にいけば「しのぶちゃん!」「しーちゃん!今日はどうした?」と話しかけてくれました。
地元に20ほどある自治会ももちろん全て回りました。

ちょうど私が行動し始めてから10日後ぐらいのときに、気になっていた現職の方が「引退をする」と表明なさったんですね。立候補の事前説明会の2日前のタイミングでした。これを機に私への支援をして下さるかたも居て、風向きが変わってきたのを感じました。



--  先に動く先手必勝で吉村さんの動きの影響もあって「引退された」のかもしれませんね。状況が動かない時に自ら動いて状況を作り出したのかもしれません。
この活動の中で、現職の議員さんや、立候補を予定している方に鉢合うことはなかったのですか


現職の議員さんは、三ヶ月ほど前に活動を始められていました。私の場合は幸か不幸か直前の2ヶ月前からの活動でしたので、もう現職の方は周り終えていたんです。そのため他の人とバッティングすることはありませんでした。
実際にバッティングしたとしても物怖じせずやろうとは決めていました。遠巻きに活動していても仕方ないですからね。例えば、車で走っていて「あ!あの人の顔、知ってる!」と思ったら車をすぐに止めて、話しに行ったりとかね。頭に浮かんだら即行動でやることにしていました。
支援団体ひまわりの会や、後援会のみなさんに、「一人で一生懸命に頑張っていたから、私たちも頑張ろうって思った」と、終わってから言われましたね。



--  考えてから行動するスピードは他の追随を許さない速さですね。



■キーワードは「地元3周」!!地域密着型活動の、私の戦い方公開

地元を3周する。これは簡単なことです。つまり、1回はボランティア、2回は名刺、3回は入会案内というやり方です。ここで選挙用品を活用させてもらいました。

まずは「名刺」を選挙用品ドットコムさんへお願いしましたが、それまでは手ぶら状態だったので、写真をもとに自分で「手作りのビラ」を作りました。私のプロフィールや政策、名前と顔写真が入っているものですね。三折りにして私の顔と名前が表にくる折り方にして1500枚ほど、自宅のプリンターで刷って、ひまわりの会の方に配ったり広めてもらいました。

最初にボランティアのひまわりの会の方に配って頂く。これが1回目の接触です。配ったエリアに今度は私が出来上がった名刺を持って回るという流れ、これが接触2回目です。1回目から10日後くらいの接触でした。

更にその後、選挙用品ドットコムさんへ「後援会入会案内」を作って頂くのですが、これは3周目を訪れるきっかけにしたかったんです。ポスティングなど最初のコンタクトで顔を覚えてもらっていると思うので、今度は支援のお願いという格好です。2回目から30日後くらいのタイミングでした。

チラシに関しては、手作り品も含めてのべ4000枚ほどの用意でした。名刺も2000枚用意しましたが、途中で足りなくなって余裕をもって2000枚追加注文しました。お留守のときはメッセージを残すなどして「来たんだな」とわかりますし、何も手元にないのも周る理由がなくなってしまいますしね。



--  選挙カーの看板はいかがでしたか?

カッコよかったですね!

他の候補は、白い生地に黒い文字で布地の、昔ながらの作り方が多かったように思います。地元でこういうのを作れる会社は限られるので、他の候補者と同じ会社に頼んでしまい似たデザインになって、他の候補者とデザインが被ってしまったら差別化できません。選挙戦が始まってみて、ポスターが並んだ時にも限られた印刷会社で作った方が多かったようでしたし、選挙用品ドットコムさんにお願いして独自性が出せて良かったと感じました。



--  選挙ポスターを2種類のご用意でしたが、何かご意図があってのことだったのでしょうか

地域性を意識してのことでした。つまり、自分の地元とそれ以外で伝わり方も違うのでメッセージを分けて作った方が効果的と思ったのです。選挙用品ドットコムさんの代表にも評価されたようで(笑)。

そう感じたのは、事前の挨拶回りをしていく中で旧橘町の「安下庄」という地域は地元愛が強い方が多いなと思いました。挨拶回りをしていく中で地元が安下庄だという話をすると「よし、がんばってもらおう!応援しよう!」という雰囲気を強く感じたんですね。安下庄から次世代の町議会議員を出すことが大切だ、と。それで地元感を強調するために「安下庄出身」を入れることにしました。
もうひとつの旧東和町の「西方」は、現在の私の住まいがある場所で、これも今の私にとっての地元です。東和地区でも地元感を出したかった。そこで「東和地区の西方に住んでいる吉村が選挙に出る」ということで「西方在住」という表記にしました。
1票でも多く頂きたかったので、地名を2つ入れることで「地元を2つ」としたんです。

もう一枚の「新人・45歳・無所属」というのは、これも挨拶回りの中で気づいた事ですが、地域によっては互いに印象が良くない地域というのがあるようなんですね。そのため、今度は逆に地域性をなくした表記にしました。



--  事前の活動である挨拶回りの中で気づいたことを、本番のポスターにフィードバックして改善するという姿勢はお見事です。地元とそれ以外の温度や地名に応じてやることは手間もかかると避けられがちですが、そこまで細かくこだわって動ける人は強いですね。リサーチ分析もして、それを単に配ったというだけでなく、配りながら作戦を考えたのですね。
地元に根付いた活動をしていたとのことですし、地元で選挙用品を作ろうとは思わなかったのですか?


思いましたよ。
まず最初に名刺を作ろうと思った時に、スマホで「選挙 名刺」などネット検索をしたんですね。そうしたら選挙用品ドットコムが出てきたんです。とりあえずホームページを読んでみると「知りたい情報が全て書いてあるな」と思いました。色々読むと、地元業者を使うデメリットなんかも書かれていて「ああ、確かにそうだな」と思う部分がありました。
  (弊社参考URL:専門店と一般業者の違いhttp://senkyoyohin.com/difference/index.html

ホームページの印象も良く、とりあえず頼んでみようと思って名刺を注文しました。
「夜中にメール返信をして、朝に返事をもらう」というのも良かったですね。なにしろ昼間は動き回って活動がしたいですから、昼にデザインの打ち合わせなんてヒマありません。だから夜の時間を使えるのがとても便利でした。効率よく動かないと時間がもったいないですからね。
支援してくれる方にも「なんで地元の業者を使わないんだ」と言われましたが、「夜中に連絡しておけるし、レイアウトもパターンをいくつか提案してくれるんだよ。そのやりとりを全部スマホで見れるし」って説明すると「ああ!それはいいねぇ!昼の活動に集中できるね!」という反応で、皆さん理解してくれました。
それに、選挙用品ドットコムのスタッフの方にわからない事を聞けば、答えてくれますしね。地元の会社ではこうはいかないでしょう。これは意外に新人の私たちにはメリットだと思います。
時間が惜しいのでお陰で、昼間は活動に、空き時間や夜に選挙用品の準備が進められ効率的でした。



--  これから選挙用品をそろえる方に、アドバイスなどがあれば、お教えください。

とにかく「顔と名前」が入っているものを大量に用意する事ですね。「その人物が政治に挑戦する」ことを知らしめるツールになります。
立札看板を見ている方が予想以上にいて、名刺を渡すと「ああ!あの看板の!」と反応を頂くことが多かったです。写真入りは大事だと思いました。写真選定は女性の意見が大事だと思いましたので、ひまわりの会のお母さん方にして頂きました。

ビラも4000枚用意しましたが、ビラで票を獲得するというより、ビラが挨拶回りの道具・口実になりました。つまりビラが活動を後押ししたのです。



■一人ではできない選挙戦

--  勝因について、どのようにお考えでしょうか。

安下庄地区の投票率を70%として1800票と見込んだとき、このうちの3分の1の600票で当選ラインになると予想したんですね。色々な人に相談する中で、危機感は増すばかりでした。私の危機感を汲んで、1票でも他の候補者の方より多く獲得しようと皆も一生懸命に活動してくれたのが大きかったですね。



--  活動を数字で置き換えて管理していくのはできる候補者の特徴です。さすがです。生々しい数字の公開も読者に貴重なデータですね。

政治活動の際に訪問したお宅では、なるべくその家庭の方全員に挨拶させて頂くようにしました。
例えば、ご主人に「奥様にもよろしくお伝え下さい」と言っても、ほとんどの場合伝わっていません。
「奥様は今日は…」と切り出すと、好意を持って頂いている場合は必ず奥様を呼んで頂けます。
そして、奥様にも名刺を渡すことを心掛けました。
この事は、仲間の皆にも徹底的しました。



--  本当に細部にこだわっていますが、細部の違いこそ、大きな結果の違いをもたらせたのは間違いなさそうですね。

また、他の陣営を悪くいうことは、絶対にしないように、こちらも皆に徹底しました。ネガティブキャンペーンは絶対にしませんでした。世代交代というよりは、若手も町議に参加し、育てて頂きたいという気持ちで選挙に臨んでいましたので悪口などもってのほかです。



--  得票1062票の内訳を、どのように分析されますか?

終わって結果を見て言えることは、私自身が歩いて、たった一人で選挙をしていれば拾えた票は良くて3割ほどでしょうね。1062票の3割では300票です。落選してしまいます。残り7割は皆の力で頂いた票です。チーム吉村が私を押し上げてくれました。チームの力には本当に感謝していますし、その期待に応えられるようにしたいです。



--  選挙を終えて、印象に残っているエピソードを教えてください。

怒られたことですね。2回怒られました。

ある一定の時期、選挙の直前10月上旬に、手応えを感じるようになったんです。
挨拶回りをしていく中で、初めてお会いする方が私の名前を知っていて「聞いているよ!応援するよ!」と言われるようになりました。他の陣営の様子なども小耳に挟む中、「吉村さんは大丈夫だ」と噂が流れるようになりました。それで嬉しくなってしまって気がたるんでいるように見えたのでしょうね、ひまわりの会の会長さん呼び出されましてね…一回怒られました。「気を抜かずにもう一度きちんとやり直そう!」と。私のために怒ってくれたわけですから、気持ちを新たに活動を再開しました。

もう一度は怒られたのは、選挙が始まって3日目の夜です。
選挙カーを走らせていた時の話ですが、暗くなったので現場判断で予定より15分早く切り上げてしまいました。すると「なんであと15分やらないんだ」と怒られました。私は選挙カーをいくら走らせても票は変わらないんじゃないかと思っていたんです。告示日より前の政治活動が大事だと思っていました。けれど、この地域のご年配の方には「選挙カーが夜遅くまで声を張り上げて頑張っている」というのが「その陣営が頑張っている」という印象になるようなんですよね。これはこの土地の風土もあるのかもしれないですが、地域の選挙の手伝いをしてきた方の意見でしたので、気を引き締めるひとつとなりました。



--  「気のゆるみの栓を閉める」ができる人は、1回のみならず、2回、3回と当選を重ねることができるいわゆる強い候補者チームですが、チーム吉村もまさに強力な結束ですね。勇気を持って厳しく叱ってくれる人がいる事が何よりの証拠です。吉村さんを議会に送るという情熱と明確な目的を、現実的な手法と判断で切り抜ける強いチームは吉村さんが地元に貢献して得た貴重な信用という財産かもしれません。選挙自体は短い期間でしたが、その前に蓄積された活動が利いたと言えますね。



■これから出馬する方へのアドバイス

--  「将来は自分も選挙に挑戦したい」と考える政治家志望者や若手政治家に、何かメッセージをお願いいたします。

しっかり準備をして臨むことが一番大切ですね。
私はたまたま2ヶ月で町議選に当選することができましたが、新人なら半年前には何かしら動きをみせないと厳しいかと思います。半年というのは、地域を最低でも3周することを想定しての期間です。1回目は顔をみせるだけ、2回目は覚えて頂く、そして3回目には支援のお願いをする格好です。選挙をしてきた先輩方の様子を「あの人はもう3回きたよ」なんて政治活動中に言われることも本当にありました。半年という期間、その間に何回ご挨拶できるかというのはとても大事です。

それから、いかに人を巻き込むかです。選挙は一人ではできません。
自分が積極的に動いている姿を見せて、皆が頑張っている姿を認めてくれ、一生懸命に動いてくれる。そうやってチームはまとまっていくのではないでしょうか。過去最多得票をとれたのは、みんなの力でしかないですね。



--  本日はお忙しい中、ありがとうございました。



※ 取材日時 2016年11月
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