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常在選挙。常に選挙に身を置く弊社代表が、3,000件超の候補者を見続け勝てる候補者、負ける候補者の違いを分析。さらに『90日で政治家になる具体的なノウハウ』などノウハウ満載の地方選挙に特化した選挙本がついに登場しました。
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■選挙体験記 - 森川けんじ 伊予市議会議員に聞く



2017年4月16日、伊予市議会議員選挙で初当選された森川けんじさんに、お話しを伺いました。

目次 
  1. ・ご経歴 新人で初当選 森川けんじさん
  2. ・政治活動・選挙準備   キーワードは「計画」と「実行」
  3. ・選挙用品 合理的で失敗の少ない選挙用品選び
  4. ・選挙運動 計画と実行の正攻法
  5. ・当選してから 「市議会議員選挙をなめるな」


■ご経歴  新人で初当選 森川けんじさん

中学、高校と卒業し、防衛大学で学びました。
その後、自衛官として全国を転々としながら定年まで働き、退官を機に地元だった伊予市に戻ってきました。定年してからも、地元の銀行で嘱託として働いていましたが、60歳を機に
退職、主としてボランティア活動をしておりました。



--  市議選への立候補の話を持ちかけられたのは、いつごろのことでしたか。

この市議選の話があったのは昨年2016年の10月頃で、それでもまだこの時は立候補への気持ちに迷いがあったんです。家族にも一切そんな話はしていませんでしたしね。

徐々に気持ちが固まったのは、地域としての推薦を頂いていると知り、周りの方々の応援があったからでしょうか。
いざ立候補を決めてしまうと、応援してくださる方がたくさんいたので不安はありませんでしたね。



--  ご家族の方にはいつ頃、相談されましたか。

年が明けて2017年の1月中旬にさしかかる頃でしょうか。その時に初めて話しました。
妻と、同居している長男夫婦に話しましたよ。
まぁ、予想はしていましたが反対されますよね(笑)。
「家族には迷惑掛けないで!」という話だったんですけど、結局、迷惑を掛けっぱなしでした。

ただ、家族はそんな風に言いながらも相談したすぐあとに動いてくれました。本当にありがたいことでした。なにしろ初めての選挙です。長男のお嫁さんがインターネットが得意だということもあって、選挙で必要なものなど調べ物をしてもらい、政治活動に家族一丸となって取り組みました。



--  その他、支援してくれる方にはどのような方々いましたか?

地域の総代さんを中心に作戦を考えていました。地域の後ろ盾が強固でしたので、安心して活動に臨めましたね。
後援会も立ち上げ、地元の中学校の友人も手伝いに参加してくれました。中学の時には幼い子供だった友人も、もう60歳近くなると地域の重要なポジションについていたり、地元での活動なんかも積極的にしているんですよね。だからとても頼りになりましたよ。
事務所の事務員としては10名ほどになったでしょうか。





■政治活動・選挙準備  キーワードは「計画」と「実行」

--  準備はいつごろから始めましたか。

家族に相談した直後でしたので、1月半ば頃ですね。選挙まで3ヶ月程という時でした。



--  実際に選挙戦が始まってみて、どのようにお感じになりましたか。

私の場合には、とにかく知名度がなかったんですね。

私の家の近所、数件先の方が私のことを知らなかった、という感じです。
これは少々堪えるものがありましたが、ゼロからのスタートということで、まずは「知名度を上げる」ことから全力で取り組みました。

地域の総代さん方と考えた作戦としては、「私を推薦してくださった私の住んでいる地域」と、「私の中学の同級生が多い地域」の2つに重点的に力を入れようということになりました。
中学の同級生が多い地域は、ちょうど4期目の議員さんがお辞めになるとも耳にしていました。日々の活動を通じながら、この2つの地域で600~700票ぐらいは狙いたいなという見込みでしたね。頂いた票が全部で872票でしたので、やはりこの地域の方からたくさんの応援を頂いたのかなと思います。



--  具体的にどのようなご活動をされましたか?

とにかく知人が頼りだったんですね。知人を起点に紹介をして頂き、数珠繋ぎで人から人へと、ひたすら個別訪問をしました。体力の続く限り!暴風雨の中でも、個別訪問ができなくなる選挙の寸前まで、とにかく一人でも多くの人に会っていました。ご挨拶をしてチラシを配りながら、顔と名前を覚えて頂こうと。ですので、一人での活動よりも、知人との行動が多かったですね。

そうして足で稼いで、3ヶ月間で「最低でも4回」同じところを回りました。絞り込んだ2つの
地域だけでも1000軒くらいだったかと思うんですけど、1日で200~300軒と回ることもありました。かなりしつこく回って顔を覚えていただきました(笑)。最初は「あなた誰?何をしている人?どこの人?」だった反応も、次第に名前・顔を覚えてもらって「応援してるよ!」に変わってくるんです。嬉しかったですね。

それ以外の地域も時間の許す限りは訪れましたし、自衛隊時代の家族会で会長をしてた
こともあって、そのツテでのご紹介も多かったです。ご紹介頂いた方へは必ずご挨拶しに
いきました。OB・OB会なども通じて支援者が増えていった部分も大きいですね。

この活動のために、チラシも3000枚作りました。
私本人ももちろん配りましたが、より広域にお願いたいこともあり地区長さんにまとめて渡して、そのツテから配って頂いたりもしました。この3000枚は全て配りきりましたね。

足で稼いだ活動がほとんでしたが、この3ヶ月の個別訪問活動の中で、こうしてゼロだった後援会の名簿も2000名近くの方に増えていきました。



--  森川さまは、政治活動・選挙運動に集中して時間を費やすことができたのでしょうか?

私の場合には去年嘱託の仕事を辞めていましたので、集中して活動できました。
ただ、働きながら使える時間が限られる場合にも、ずっと昔からその地域で活動している方は名前も顔も覚えてもらっているでしょうから、十分戦えるのではないかと思います。
どういう活動をしても、地方の選挙は知名度がとても大事だと痛感しますね。



■選挙用品  合理的で失敗の少ない選挙用品選び

初めての選挙だったので、まずはインターネットで情報を集めました。
そして少しづつ選挙用品を作っていきました。

チラシを始めとして、立札看板、選挙カー、それから選挙用品ドットコムさんにお願いした
公選ハガキと、選挙ポスターもですね。



--  選挙用品の役割や重要性について、どのようにお考えですか。

いま振りかえってみると、やはりどれも必要な選挙用品でしたね。
選挙に必要なものを調べながら、作りながらで少しづつ揃えていきましたが、日々の活動の中でだんだんと自分の名前を覚えてもらったという反応が出てくるのがわかるんです。通りすがりの人や、初めて会う人から「ああ!あの人ね!」と反応をもらえるようになるまでには、顔と名前が大きく載った選挙用品は欠かせませんでした。

選挙ポスターと公選ハガキは、選挙のルールに則って使うものですので、必ず使いたい選挙用品ですよね。
選挙用品ドットコムさんに初めて問合わせたのは「ポスターを作らなきゃいけない!」と調べた直後で、焦った気持ちがありました。でも政治活動もしなきゃいけない、外で活動しなきゃいけないとなったとき、速いレスポンスには大変助かりました。メールを介してやりとりできるので確認も簡単にできますし、自分の空いた時間で指示をしておけばそれも修正してすぐ
返ってくる。速い対応に支えられましたね。結果的に、ポスター内容に満足して、追加で公選はがきも同様のレイアウトでお願いすることにしました。

選挙ポスター公選ハガキ


--  一番反応があったものは?

うーん、あえて選ぶとしたら立札看板ですかね。
立札看板は写真なしの文字だけのもので、長男のお嫁さんがアイデアを出してくれました。
「伊予市」のキーワードをキャッチコピーとしてうまく考えてくれましてね、名前も大きく載っています。これが目立つし印象的でとても好評でした。

選挙カーも使用してよかったですね。
やはり音の出るものがあると、認知してもらえるだけでは
なく、選挙をしている側も気持ちが違います。車の上に
看板を取り付けて、放送機材を乗っけて。これは地元の
電気屋さんが声をかけてくれて制作してくれました。
うぐいす嬢も1人ベテランが手伝ってくれて、あと4名は
自分の支援者から入れ替わりでお願いしました。

告示後は、選挙カーと一緒に走ったんですよ。



--  自転車で、ですか?

いえ、自分の足で。一時間半ほど。



--  ええ!?

政治活動と選挙運動で、唯一ペース配分が乱れたとしたらこの時ぐらいでしょうね(笑)
足がパンパンになってしまって、もう若くないと思い知りましたねぇ。でも通り過ぎる方の印象に残ったんじゃないかな?

選挙カーも必要なものでしたが、やはり大きいものですので費用がかかったんですね。次の選挙があるなら選挙用品ドットコムさんのマグネット看板や、音響のレンタルも検討してみたいですね。



■選挙運動  計画と実行の正攻法

--  選挙中、辛かったことはありましたか?

辛かったことは、思い当たらないですね。
その時その時を「全力で取り組むのみ」ですから、辛いとかは考えていなかったです。
このあたりは、自衛官として長年培ってきたことですし、「事前に計画を立てる」ことも自分がずっと実践してきたことですから、選挙でもそのスタンスは変わりませんでした。



--  トラブルなどあれば、教えてください

トラブルとはまた違うのですが、家族に迷惑を掛けっぱなしだったのが心の片隅で気になっていました。



--  嫌な顔をされちゃたりとか……?

そうですねぇ……何回か、針のむしろでしたね(笑)

家族の誰かが、事務所へ24時間居てくれたものですから、ある意味では、外で活動をしている私より家族の方が周りから色々な意見・アドバイスを聞く機会が多かったんです。
手探りでの選挙でしたし心配してくださった方からの意見も多く頂きまして、そういったことがふいに火種になって、家族同士の喧嘩に発展してしまうなんてことも裏話としてありました。でもそこは私が「謝り侍」になって(笑)、「家族で喧嘩している場合じゃない!」と気持ちを
新たにしてね。支え合いながら頑張りました。
最初は反対していたのに、口ではそう言いながらすぐ力になってくれたんですから、家族には感謝の気持ちしかないんです。家族あっての私です。ずっとそばで支えてくれた家族には本当に本当に感謝していますよ。

また、事務所にはたくさん人が集まります。個人宅を事務所として使用したのですが、応援してくれる方から「個人宅だとなんとなく入りにくい」という声があり、もしまた選挙をやるなら
事務所は事務所として別途場所を借りるのがいいかもしれないと思いましたね。



--  嬉しかった事はありましたか?

名前を知っているよ!というだけでなく、「あなたを応援しているよ!」という風に言って頂けるのは、とても嬉しかったですね。がんばろう!という気持ちになりました。



■当選してから  「市議会議員選挙をなめるな」

--  当選の知らせを受けたときは、どのようなお気持ちでしたか?

やることは全てやりましたので、ネットの速報を確認しながら待つだけでした。自宅で、家族といっしょに。少しソワソワしましたね。



--  勝因について、どのようにお考えでしょうか。

これは、ほかでもない皆の力です。家族、友人、後援会、総代さんの力。
準備期間が短かかったですが、応援してくださった大勢の方の力があったから、当選できました。みな一生懸命に支えてくれましたから、当選できて本当に嬉しかったです。



--  選挙を通じて、ご自分が変わったなと思われる点があれば教えてください。

日増しに、応援してくださった方への期待に応えたいという気持ちが高まっていますね。
これからの4年間でどのような事が出来るか責任も感じるようになりましたよ。



--  これから取り組みたいことはありますか?

自衛隊で培った「安心・安全」への取り組みはもちろん、「弾道ミサイルへの対策」も考えなければいけません。また、今まで行ってきた活動として「拉致被害者の対応」へも変わらず力を注ぎたいですね。



--  「将来は自分も市議選に挑戦したい」と考える政治家志望者や若手政治家に、何かメッセージを
   お願いいたします。


選挙に取り組んで思ったことは、「市議会議員選挙をなめるな」ということでしょうかね。
もし、知名度のない状態からのスタートであれば、その時その時に全力でとりかかることが大切です。知名度があったとしても、当選するのは簡単なことではありませんから。



--  森川さまのご活動の根幹「計画と実行」は、選挙の基本でありながら候補者がなかなか実践でき
   ない正攻法ですね。ご当選の秘訣がよくわかるインタビューとなりました。

   本日はお忙しい中お時間をありがとうございました!




【編集後記】
穏やかなお人柄の森川さんですが、初めての選挙に臆することない、揺るがない強い意志がありました。選挙というと何か特別なやり方をしなければと思いがちですが、計画し、実行するというシンプルな構図が当選への一番の正攻法であると改めて感じます。読者の方にも大変参考になるインタビューとなったことでしょう。今後のご活躍を応援しております。





※ 取材日時 2017年5月
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